October 01, 2022
日本夜景遺産。松山市内では松山城に次ぎ、あの場所が二例目に認定。灯台下暗し。
愛媛県松山市のある場所からの
夜景が日本夜景遺産に認定された。
日本夜景遺産は、2004年に
発足し、観光庁や産経新聞社も協賛。
2004年7月に第1回として101か所を選定。
日本夜景遺産事務局では、
産経新聞社と観光庁の後援により
夜景鑑賞士検定(夜景検定)も実施している。
2022年の候補地は、
全国の夜景観光士及び自治体・事業者の
推薦により投票、各管理団体への
確認申請等を経て、
厳正・厳密に選定している。
松山市内で最初の認定地。
松山城
愛媛県松山市
二例目の認定地
松山総合公園 展望広場
愛媛県松山市
INFORMATION
1989(平成元)年に松山市制100年を記念して開園した総合公園。JR松山駅から西へ500mほどの距離にあり、子供から大人まで市民に親しまれている憩いの場所だ。総面積は45.3ヘクタールで東京ドーム約10個分にものぼる。園内には桜や椿の花々が咲き誇る花壇のほか、ドッグランや考古館、「坊ちゃん夢ランド」というユニークな巨大遊具など多数の施設が存在。山頂の展望広場には姉妹都市ドイツのフライブルグ市との友好関係から建設された展望塔がそびえ立っている。外観や内装がヨーロッパの古城を彷彿とさせる特徴的な石造り設計で、全国の夜景ファンの間でも人気が高い展望台だ。ふたつの展望塔のほか、それらを結ぶ2階の渡り通路や地上の芝生広場など視点場の豊富さが魅力のひとつ。中でも3階の屋上展望台からは360度の視野が広がり、松山市街地や松山駅周辺の繁華街、「日本夜景遺産」にも認定された松山城ライトアップが一望できる。また、渡り通路からはヨーロッパの古城と日本の城郭との構造物の対比が楽しめ、時代や国境を超越したような不思議な感覚を与えてくれる。地上の芝生広場から石柱越しに眺める夜景も見事で、一枚の風景画のように切り取られた借景的な楽しみ方で来場者を魅了している。